第31回全国青年・女性漁業者交流大会 JF共水連会長賞に松橋小川漁業協同組合(熊本県)が選出されました
3月5日、6日の2日間、東京・中央区のAP日本橋で「第31回全国青年・女性漁業者交流大会」(JF全漁連主催)が開催され、松橋小川漁業協同組合(熊本県)の「地元に愛される漁場づくり ―砂川天然大和しじみ―」がJF共水連会長賞を受賞しました。
本大会は、全国の青年・女性漁業者が日頃の研究や実践活動の成果を発表し、知識や情報を共有することで水産業・漁村の発展と活性化を目指すもので、発表者は各地区の予選を突破し全国大会へ上がってくることから「漁業者の甲子園」とも称されています。31回目の開催となる今大会には、全国から30の青年・女性漁業者団体・個人が参加し、環境改善や漁業収益の向上などさまざまな取り組みが発表されました。
(写真左) 松橋小川漁業協同組合 岡﨑 和恵(おかざき かずえ)氏
(写真右) JF共水連 髙田専務
今回、JF共水連会長賞を受賞された松橋小川漁業協同組合では、シジミ資源の急減により潮干狩りの来場者数や収入が大きく減少するという課題に直面する中、資源の回復と地域活性化を目的にさまざまな取組みを進めてきました。
その取組みは、漁場の耕耘や底質改良剤の散布などによる底質改善や生息状況のモニタリング調査、河川への移植などによる資源管理のほか、食害対策やPR活動、子どもたちを対象としたシジミ漁体験や環境学習の実施など、多面的な活動を展開したことが特徴です。こうした継続的な努力によりシジミ資源は回復し、潮干狩りの来場者数や収入も大きく増加するなど、地域のにぎわい創出と漁業振興に大きく貢献してきた点が評価されました。
今後についても、資源管理の取組みを継続するとともに、ブランド化や流通体制の整備などを通じて漁業収入の安定化を図りながら、地域と連携した活動を進めていくとのことで、さらなる発展が期待されます。

