JF共済の理念
JF共済は協同組合運動に根ざしたJFの主要事業として、 海に生き、浜に生活する組合員・地域住民の「暮らしの保障」に万全を期すことを通じて、 美しい海と漁業を守り、豊かに安心して暮らすことのできる魅力ある漁村・地域づくりに貢献することをめざします。
JF共済の役割・事業活動
JF共済とは、水産業協同組合法にもとづき、全国の漁業協同組合(JF)や水産加工業協同組合、JF共水連が漁業者(組合員および家族)や地域住民の方々の暮らしの保障を提供・運営する事業です。
JF共済には、生命保障のチョコー(普通厚生共済)、ノリコー(乗組員厚生共済)、ダンシン(団体信用厚生共済)、財産補償のくらし(生活総合共済)、カサイ(火災共済)、老後保障の漁業者ねんきん(漁業者老齢福祉共済)の、あわせて6つの事業種類があります。
JF共済は、組合とJF共水連が共済契約を共同してお引き受けするなど、皆さまの信頼と安心に応える態勢のもと、組合を窓口としてご加入の手続きや共済金の請求手続きをはじめご契約に関するご相談・お問い合わせが気軽にできるなど、常に身近に感じる「浜の共済」としてサービスの提供に努めています。
JF共済のあゆみ
「一人は万人のために、万人は一人のために」
これは、今後も変わることのない協同組合の理念です。1951(昭和26)年1月20日、この理念にそって、全水共(その後共水連に改組)が設立され、漁協の共済事業が発足しました。最初に開始された事業は火災共済事業(カサイ)でした。それ以来、「漁協の共済」(のちにJF共済)は、漁家の生活をおびやかす様々な危険に対する協同の防波堤として大きな力を発揮してまいりました。今後も協同という年輪を積み重ねながら、着実な歩みを続けます。